
今回は、給湯器の水圧が低いときに導入される
「給湯加圧ポンプ」について紹介します。
【給湯加圧ポンプとは?(圧力スイッチ・流量スイッチ式)】
常時、水圧を加圧できるポンプのことを指します。
出湯を開始したときには配管内の圧力低下を検知しポンプを運転させ、
水の流れが停止(水栓を閉止)した時には流れを検知し
ポンプを停止させる圧力スイッチ、流量スイッチ、アキュームレーターを稼動させます。
今回の施行事例はHPを見てお問い合わせいただいたご新規のお客様。
ご相談内容は「給湯の出が悪いので改善したい」とのことでした。
現場は大阪でしたが、施主様は東京にお住まいとのことで
現状のお写真を送っていただき、設置箇所と電源設備などを
確認させていただきました。


加圧ポンプを入荷してから取り付け工事に伺いました。
工事当日、施主様にお立会いいただきバルコニーにて既存の給湯器を確認。


給湯器から加圧ポンプへホースを継手で繋ぎます。
(型式 PH-204GT1 単相100V)
今回は「テラル給湯加圧ポンプユニット」を設置しました。
こちらは省エネ設計ですが、
蛇口とシャワーを同時利用しても安定した水圧を保てます。
また、2階にあるお風呂やシャワーでのお湯の勢いが弱い
と感じられるときにもよく用いられます。

1戸全てまかなうポンプですと少し大きめになりますが、
給湯器のみの場合は比較的簡単に取り付けることができます。
1台で蛇口1~3栓分(毎分15~25L程度)の水量をまかないます。
これでシャワーも快適に使用できますね。
メーカーにより出力が若干異なるのでプランナーにご相談ください。

置後の様子はこちらです。
コンパクトで設置しやすく問題なく完了しました。
給湯加圧ポンプの気になる設置費用は、
一般的に本体価格+工事費で、5万円~20万円と言われています。
これは配管の状況や、戸建てかマンションか
によっても大きく変動するため、ぜひ一度ご相談ください。
また、給湯器がPS(※パイプスペース/配管専用の場所)にある場合は
加圧ポンプの設置場所が確保しにくく設置不可となる場合があります。
スタッフが現地調査に伺い、確認させていただくのでご安心くださいね。
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