壊さないリフォームで使える補助金は、いつまで申請できるのでしょうか。2026年9月時点で先進的窓リノベ2026事業の予算はまだ約25%の消化率で、申請の余地があります。制度の期限や申請方法、具体的な補助額までわかりやすく解説しています。
壊さないリフォーム、補助金はいつまで使える?

「窓も屋根も外壁も気になるけど、補助金っていつまで使えるのかな…」
前回・前々回の記事では、窓と屋根・外壁のカバー工法についてご紹介してきました。
壊さないリフォームは、それ自体が解体費・仮住まい費用を抑えられる工法ですが、国の補助金制度を組み合わせることで、さらに費用を抑えられる場合があります。
ただし補助金には申請期限や予算の上限があり、いつまでも使えるわけではありません。
今回は、2026年10月現在の申請状況と、窓のカバー工法で実際に使える「先進的窓リノベ2026事業」の補助額、申請方法について解説します。
【結論】2026年10月時点では、まだ申請できる

先に結論からお伝えすると、2026年10月時点では、主要な補助金制度の申請はまだ可能です。
- 先進的窓リノベ2026事業…予算消化率は約25%
- みらいエコ住宅2026事業(リフォーム分)…予算消化率は約7%
いずれも予算の上限に達し次第、期限を待たずに受付が終了する仕組みです。
年度末に向けて申請が集中しやすいため、確実に利用したい場合は早めの相談をおすすめします。
※最新の消化率は必ず公式サイトでご確認ください。
先進的窓リノベ2026事業:https://window-renovation2026.env.go.jp/
みらいエコ住宅2026事業:https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/
リフォームの補助金は「住宅省エネ2026キャンペーン」で確認する

2026年現在、国のリフォーム補助金は「住宅省エネ2026キャンペーン」という枠組みのもと、目的別に複数の事業が用意されています。
- 先進的窓リノベ2026事業(環境省)…窓・ドアの断熱改修専用
- みらいエコ住宅2026事業(国交省など)…新築が中心。リフォームでは躯体(床・壁・天井)の断熱改修を含む幅広い工事が対象
- 給湯省エネ2026事業(経産省)…高効率給湯器の設置
なお、以前多くの方が利用していた「子育てグリーン住宅支援事業」は2025年度で受付を終了し、現在は「みらいエコ住宅2026事業」に移行したとされています。
また「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、国土交通省公式サイトで令和8年度(2026年度)は本事業を実施しないと明記されています。
窓のカバー工法(内窓の追加・外窓の交換)は、基本的に「先進的窓リノベ2026事業」が窓口になります。
屋根や外壁の断熱改修が別の補助制度の対象になるかどうかは工事内容によって異なるため、正確な対象範囲は施工業者を通じて事前に確認することをおすすめします。
窓のカバー工法で使える「先進的窓リノベ2026事業」の特徴

「先進的窓リノベ2026事業」では、内窓設置・外窓交換(カバー工法)・ドア交換(カバー工法)が対象工事として定められています。
ここでは、窓リノベの特徴を紹介します。
- 補助額は窓1枚ごとに決まる
補助額は「建物の種類」「窓の性能区分(断熱性能)」「窓のサイズ」の組み合わせで決まります。戸建住宅で内窓を設置する場合、中サイズ(1.6〜2.8㎡)で標準的な性能区分(S)だと1窓あたり34,000円、外窓ごと交換するカバー工法で同じ条件なら1窓あたり92,000円が目安です。性能の高い製品を選ぶほど補助額も上がります。
- 申請は登録事業者を通す必要がある
施主が直接申請することはできません。「窓リノベ事業者」として事前登録した施工業者が代行して申請する仕組みです。契約前に、依頼先の業者が登録事業者かどうかを必ず確認しましょう。
- 対象外になりやすいケースにも注意
例えば、ドアだけを交換する場合は単体では対象外で、窓の工事とあわせて申請する必要があります。また工事前後の写真提出が必須だったり、過去に同種の補助金を受けた窓・ドアは対象外になったりと、細かな条件がいくつかあります。契約前に、自宅のケースが対象になるか業者にしっかり確認しておくと安心です。
LIXIL「建て得リフォーム」で太陽光発電を実質0円に

国の補助金とは別に、LIXILが提供する「建て得リフォーム」という独自の仕組みもあります。
LIXILの指定する断熱建材で屋根や外壁のリフォームを行うと、太陽光発電システムの製品代のローン支払いを、LIXIL TEPCOスマートパートナーズが肩代わりする仕組みです。
自宅の余剰電力による売電収入を15年間LIXIL側が受け取る代わりに、太陽光発電の製品代が実質0円になります。
設置工事費は別途必要になる点、契約期間15年の途中で解約する場合は解約清算金が発生する点は、事前に確認しておきたいポイントです。
補助金を活用するときの現実的な注意点

補助金は、制度ごとに対象工事や要件、申請できる期間が異なるため、思い込みで進めると対象外になることがあります。
例えば、窓の断熱改修は先進的窓リノベ2026事業とみらいエコ住宅2026事業のどちらでも対象になりますが、同じ工事を両方の制度で重ねて申請することはできません。
また、選んだ窓の性能が制度の基準を満たしておらず、対象外になってしまうケースもあります。
どの制度で申請するか、どの製品を選ぶかは、事前に施工業者とすり合わせておく必要があります。
また、工事着工後に補助金の存在に気づいても、着工前の申請が原則のため間に合わないこともあります。
リフォームを検討し始めた段階で、一度施工業者に確認しておきましょう。
窓のカバー工法の補助額シミュレーション

ここでは、内窓を5窓(主要な居室をひと通りカバーする規模)設置した場合の目安を計算してみましょう。
| 条件 |
窓あたりの補助額 |
窓の場合 |
中サイズ・標準性能
(S区分) |
34,000円 |
170,000円 |
中サイズ・高性能
(P区分) |
58,000円 |
290,000円 |
※窓のサイズや性能区分によって金額は変わるため、正確な補助額は施工業者が発行する性能証明書をもとに確認する必要があります。
補助金活用のご相談もTORABURANへ
補助金は年度ごとに制度が変わり、申請期限も予算次第で変動します。
「いつまで使えるか」は常に最新の状況を確認する必要があります。
TORABURANでは、登録事業者として最新の申請状況を踏まえたリフォームのご相談を承っています。
「まだ間に合うか」という段階でも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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